イラク3邦人人質事件

2004年4月8日、イラクのバグダット〜ファルージャ近郊で3人の日本人が「サラヤ・アル・ムジャヒディン(戦士旅団)」を名乗るイラクの反米武装集団に拘束され、人質となりました。
人質となったのは郡山総一郎(32)、高遠菜穂子(34)、今井紀明(18―いずれも当時)の3人。この事件は米英加西韓の5ヶ国人も同時に拘束された事で世界に大きな衝撃を与えました。
14日には更に2人の邦人が何者かに拉致されましたが、翌15日に最初の3人が解放され、後の2人も17日に突如解放されて、こと邦人の人質事件に関しては一応の解決を見ました。
しかしこの邦人人質事件に関しては、当初から狂言臭が色濃く漂っているわけです。少なくとも、自業自得。
註:このページは2004/4/19現在のデータで構成してあります。
【外務省海外安全ホームページ】
イラクに対する渡航情報(危険情報)の発出(2004/03/19)
 ●全土:「退避を勧告します」 (継続)
イラクへの渡航を予定される皆様及び同国に滞在されている皆様へ
2.イラクにおいては、上記以外にも民間人・施設を標的とするテロ事件が多数発生しており、日本人や日本の関連施設等がテロ攻撃の標的となる可能性は依然として排除されません。また、現地の警察制度が未整備である等の理由により、在イラク日本国大使館による邦人援護活動は極めて困難な状況にあります。
つきましては、イラクに滞在されている全ての邦人の方々に対し引き続き退避を勧告します。
また、イラクへの渡航については、如何なる目的であれ、情勢が安定するまでの間延期して下さい。
イラク:日本人誘拐事件の発生 (2004/04/08)
1.中東の衛星テレビ局アル・ジャジーラは、4月8日夜、イラクにおいて3人の邦人が人質となった旨報道しました。
2.本事件の正確な事実関係等については、現在確認中ですが、イラクでは、民間人・施設を標的とするテロ事件が多数発生しており、今後も、日本人や日本の関連施設等がテロの標的となる可能性があります。
3.イラクに対しては、これまでも、危険情報において、「退避を勧告します」を発出しており、これまでも、累次にわたり、この「退避勧告」について注意を促していますが、同国への渡航は、どのような目的であれ絶対に見合わせることを、また、既にイラクに滞在されている方は、安全な方法で、直ちに同国から退避されることを改めて強く勧告します

【正論・苦言派サイト】(以下敬称略;「今井君」は皮肉)
有田芳生
ジャーナリスト
西村幸祐
ジャーナリスト
勝谷誠彦の××な日々。
ジャーナリスト
マザーテレサの日本人への提言
 
佐々淳行
元内閣安全保障室長
西村眞悟
民主党衆議院議員
週刊アカシックレコード
佐々木敏
富士山から日本を変える
野口健/登山家
林道義
東京女子大学文理学部教授
クライン孝子
ジャーナリスト
極東ディスティニーーランド
相田くひを
解法者による法律講義
オロモルフのBBSから抜粋
はてなダイアリー
あの人誰?そんな時はここ。
唐沢俊一
と学会
・・老人のつぶやき・・
 

【同情論・自衛隊撤退派サイト】
足立正生
元日本赤軍幹部
JAPAC主宰
江川紹子
弁護士
 
福島みずほ
社民党党首
弁護士
日本共産党
中央委員会

 
ニュース23
筑紫哲也
 
大谷昭宏
ジャーナリスト
 
メディアの辺境地帯
videonews
京都府職員労働組合

【3馬鹿+2お仲間・支援サイト】
サヨクどころかモノホン左翼じゃないのよ…(;´Д`)
信濃毎日新聞って今井君が代表の団体をわざわざ取材しに行ったところで、安田純平が去年まで務めてたところだね。
BALL Peace Event Calendar NO DU ヒロシマプロジェクト
Creative Space
稲田芳弘主宰
チェルノブイリへのかけはし
今井君が手伝ってました
NO DU サッポロプロジェクト
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A君のために
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今井君も執筆
日本革命的共産主義同盟
革共同・革マル派
中核派「前進」
AASJA京都
反戦平和団体の皮を被った親北団体
http://aasja21.hp.infoseek.co.jp/
WORLD PEACE NOW
蒼生(プロ青同・旧共労党)の隠れ蓑
プロレタリア青年同盟
浅井久仁臣
ジャーナリスト
NGO『パレスチナに車椅子を』主宰
日本ビジュアルジャーナリスト協会
豊田直巳ら主宰
信濃毎日新聞のコラムを占拠
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日本ビジュアルジャーナリスト協会所属
今井・高遠の友人
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高遠菜穂子主宰
グリーンピース・ジャパン
きくちゆみ主宰
ピースオン
相沢恭行主宰
米兵・自衛官人権ホットライン
瀬戸内寂聴ら共同代表
渡邉修孝・七尾寿子が所属
協同・未来
米兵・自衛官人権ホットラインと住所・
電話番号が一緒なの何でだろ〜♪
国際主義
重信房子の即時釈放を
求めてるの何でだろ〜♪
東長崎機関
人間の楯ども。安田純平が所属
The Chicken Reports
森沢典子
赤軍・革マル
人質3人と最後に接触した女性
みどりの会議
参議院議員中村敦夫が代表
http://www.monjiro.org/
社団法人北海道勤労者医療協会
今井直子所属?
(社)千歳青年会議所
高遠修一専務理事
ムキンポ化計画
反政府運動の情報ならお任せ
えぬぴおん 昼間たかし@烏合の衆の活動日誌 国鉄千葉動力車労働組合
KASAI-CHAPPUIS GLOBAL PEACE CANPAIGN JAPAN 反米愛国戦線(反米趣味)アラーは偉大なり!
【私見】
<事件発生直後>
 確かプロ野球の中継を見ていた時だと思う。速報のテロップが流れたので9時になるのを待ってNHKにチャンネルを変えた。NHKでは既に「3邦人人質事件」として臨時ニュースが始まっていた。
 犯行声明ビデオが流れ始めてすぐ、激しい違和感に捕えられた。だがそれが何かを把握する前に朝日新聞のプレスパスが映し出され、唐突に「自作自演」の4文字が脳裡を過った。繰り返し流される映像と、犯行声明文の内容を吟味して矛盾点を洗い出していく。私が自力で気付いた矛盾点はそれほど多くなかったが、それでもある程度の自信を持って狂言の可能性が高いという判断を下した。
 何せ3日間での自衛隊撤退など無理である。当初は郡山氏が元自衛隊員だと知らなかったから、軍事に無知な日本人の戯言だと信じるに充分だった。
 そうは言っても、この時点ではまだ私一人の個人的な見解に過ぎない。「もし本当の人質事件だったとしても、自業自得」というのすら、公言を憚るのではないかと思った。
 心配だったのは政府の対応。私自身によど号事件の記憶はないが、その結果は知っていた。また政府がテロに屈するんじゃないかと、それがいちばんの心配事だった。まして狂言に屈したんじゃ洒落にならんと思った。それだけに政府のいち早い、しかも毅然とした対応にはほっと胸を撫で下ろした。ただこの時は、小泉首相や福田官房長官の奥歯に物の挟まったような言い回しが、些か緊張感に欠けるように思われた。官邸も最初から疑っていたと知ったのは後日の事(週刊新潮)。

<自爆したプロ家族>
 ここからは一旦、今回の事件が全くの人質事件であったと仮定して述べる。
 今回何故、人質家族にこれほどまでの批判が集中したのか。何故、自己責任という言葉が飛び交ったのか。
 それは偏に、人質家族の言動に原因がある。
 日本政府は本来、日本国内外における自国民保護の義務がある。だから人質3人にどれほど過失があったとしても、日本政府は全力を挙げて3人を保護・救出する義務を負う。これは大前提だ。
 しかし一方で、「(危険を承知で、反戦運動の、『人間の盾』などの形でイラクに入国した邦人は)米英はもちろん、(03年の、米英主導の対イラク)戦争に距離を置いていた独仏の外務省も『自国民保護の対象にはならない』」(産経新聞2004年4月16日付朝刊5面「欧米では『保護対象外』」) ともあり、個人の自由を制限出来ない以上邦人保護には自ずから限界があり、努力の結果救出に失敗しても日本政府が責を負う必要はない。
 故に日本政府は「自衛隊撤退には応じないけれども」、強行突入も視野に入れつつ、交渉によって事態の解決を試みようと務めた。これは正しい判断だったと思う。
 にも関わらず人質家族は、すぐさま東京に集まって多数のマスコミを呼び、「人質救出には自衛隊撤退以外有り得ない」と訴えた。そして自衛隊撤退に応じない政府を「見殺しにするつもりか」「絶対許さない」と非難した。その態度は不遜を通り越して暴戻であった。
 家族が人質を心配する気持は理解出来る。あと3日の命と言われれば取り乱すのも当然だ。故に一度くらい、自衛隊撤退を陳情するのは頷ける。だが政府は「見殺しにする」などとは一言も言っていない。他の方法を模索すると言っているのである。
 しかし彼等は、政府のその方針を受け入れなかった。自衛隊が撤退する以外に手段がないかのように訴え続けた。「考えられる手段は全て取って欲しい」と言いながら、米特殊部隊の協力は拒絶し続けた。彼等はどう見ても手段を選り好みしていた。撤退は有り得ないとする政府と、撤退以外に有り得ないとする人質家族。より狭量なのは人質家族の方であり、その意味で人質家族は政府を批判できる立場にない。
 にも関わらず、連日マスコミの前で罵られて、政府が面白かろう筈がない。一体誰の為に、連日寝食を忘れて駆けずり回っていると思っているのだ。元はと言えば人質3人が政府の退避勧告を無視して無謀なイラク入国を試みた事、ひいては人質家族がそれを止めなかった事が原因ではないか。そんな自分達の責任を棚に上げて「政府の責任だ」、「自衛隊が行ったせいだ」と権高に唱えるのは、誰が見たって筋が通らない。
 元々日本政府は正当な選挙によって、国民に国政を委嘱された存在である。その政府が定めた国策を、人質家族は何の権利があって捻じ曲げようとするのか。人質家族の主張は国政への容喙に他ならない。
 人質家族はマスコミ戦略に撃って出る事によって、恐らく国民の支持を得ようとした。だが多くの国民はその姿にも疑念を抱いた。何故なら人質家族は犯人の主張に迎合し、その要求は次第に増え、それに応じない政府を糾弾する一方であって、非難の矛先は決して犯行グループに向く事がなかったからだ。それどころか自らのイデオロギーを主張する為に、人質を利用している節さえ見受けられた。「人質の安否を心から案じている」家族の姿には、到底見えなかった。
 彼等は小泉首相の発言を「人命より国を大事にした、信じられないものだ」と糾弾したが、私に言わせれば彼等の発言は「家族の命より自分のイデオロギーを大事にした、信じられないもの」であった。
 だからこそ日本国民の多くは人質家族に反感を覚えたし、政府もマスコミもその空気を感じ取って自己責任論を展開し得た。政府が自業自得だとはっきり言い切らないのは、国家の存在意義というものがギリギリで自制させているからに過ぎない。
 こういう感情は本来、思っていてもなかなか口にされないものだ。それは被害者家族に対する思いやりであり、人として最低限の礼儀である。また、普段なら口にする前に事件が解決し、日常に埋没しやがて消えて行く感情に過ぎないからでもある。だが人質家族は自らの責任までも政府に転嫁し、政府を不当に敵視した。それが礼を失するものであった以上、こうした反撃もまた自業自得と言うべきである。
 官民やマスコミの予想外の反応に驚いたのだろう。12日頃からは家族の口から謝罪の言葉が聞かれるようになってきた。だがそうは言っても、一度失った信用はなかなか回復しない。ましてや謝罪をした舌の根も乾かないうちからまたぞろ政府批判が飛び出しては尚更である。
 ただその中で、郡山家の飾らない人柄が国民の感情を幾分和らげたのではないかと思う。

 今回の人質事件が狂言であった場合、家族の喧騒はそれ自体が狂言である。大体人質の名前が国民に知れ渡ったのは8日の午後9時。それが翌9日の朝5時には、北海道と宮崎県の「今までお互いに会った事もない3家族」が羽田で合流である。そしてマスコミを集めて盛大に記者会見。支援団体は既に署名運動を開始。この手際のよさはどうか。まるで待ってましたと言わんばかりである。
 米特殊部隊の協力を拒み続けた理由は、恐らく二つ。一つは米軍に現場に踏み込まれては困る理由――人質と犯人が仲良くしている現場を抑えられる事――があったから。そしてもう一つは、日頃忌み嫌っている日米政府・軍に助けられるという事が、彼等にとって屈辱だったからだろう。

<やっぱり3馬鹿だった「人質」>
 8日ぶりに解放された3人の映像を見て、再び嫌悪感を抱いた。
 何と礼儀のなっていない連中だろう。あの家族にしてこの子あり、としか言い様がなかった。
 汚い言葉遣い、煙草を片手に握手、飴玉でも頬張っているのか、口をもごもごさせながらインタビュー。カメラが向いた途端顔を覆って泣いてみせるなど、流石は高遠修一・井上綾子の姉である。
 それまで私は、きみ子さんの発言や「友人」なる人物の書き込みなどによって、徐々に「郡山氏だけはまともかもしれない」「郡山氏だけは絶対生きて帰って欲しい」と思うようになっていたのに、これでは台無しだ。
 しかもあの姿を見てみよ。血色はよく、痩せた様子も憔悴した様子もない。せいぜい少し髭が濃くなった程度であろう。あれが1週間人質になり、命の危機に晒されていた顔か。服装だって、1週間前の映像と同じだが、綺麗に洗ってあるようだ。シャワーも浴びていたのだろう、肌が垢でテカっているようにも見えなかった。
「待遇はよかった」
 その姿を見れば判る。暖衣飽食とまではいかないまでも、この1週間、何不自由ない生活を送っていたのは誰の目にも明らかだ。ますますもって狂言の疑念を抱く。せめて1週間、風呂を我慢するくらいの工作はしてみせろ。
 PC、DVカム、時計など、金目の物も奪われた様子がない。実際、所持品は全て戻ってきたそうだ。犯行グループは苦労して人質を取り、経費を費やし、何の対価も得る事なく3人を解放したとでも言うのか。盗賊が蔓延るあの地域でよくまあ、と思う。
 しかも犯行グループとやらの声明文を託されて、後生大事に抱えて帰ってきたようだ。
 解放後の発言は、人質家族の最初の頃と軌を一にする。加えて「まだ残る」「また来る」などと発言し、全く懲りていない。こんな人質と家族にどうやって同情しろと言うのか。
 日本国内で「彼等は本気だ」「人質が命の危機にある」と叫んでいた連中は、これを見て何を思うのだろうか。「生きて帰ってきてよかった」、もしかしてそれだけだろうか。
 だが、私達は聞き逃していない。
「死ぬかと思った。あ〜疲れた〜」
 高遠菜穂子さん、一体何に疲れたんですか? 「助かった」「恐かった」じゃないのが非常に示唆的ですね。協会に対して謝意の一つもなかった事と併せて、ね。

 彼等に落とし前をつけさせる為に、また第二、第三の馬鹿が続かない為に、彼等とその家族には、遭難者救助の時と同様、経費を請求するべきである。一部である必要はない。負債は相続が可能な財産の一部である。何代かかってでも払わせるべきだろう。

補遺:今井クンは(多分高校時代だろうね)2年間で1000冊余りの本を読んだと伺っているが(週刊新潮4/22号)、ちょっとこれは信じ難い。何せ2年で1000冊というのは、1日1冊以上のペースで読まないと無理だから。もしそれが出来るようなら、今井クンは少なくとも早大のAO入試に頼らなければ受験できないほど劣等生ではなかろうし、ましてや不合格という事もなかった筈だ。
 彼が一体どういう本を読んできたのか、非常に気になるところだ。まさか大半が絵本や漫画だったとかは言わないよね? また最初から最後まできちんと読み通したものを1冊として数えているのかとか、読んだ内容はちゃんと頭に入っているのかとか、そういう疑問も生じる。そもそも1000冊を手に取ったのかすら、今の彼を見ていると怪しく思えてくる。

<イラク・イスラム・ウラマー協会>
 最初の解放声明が出された時、私はハテナと首を捻った。これがどんな団体なのか、さっぱり解らなかったからである。
 それまで、政府はそんな団体との接触を公表していなかった。マスコミも報道していない。それもその筈、ウラマー協会は去年の4月に出来たばかりの、比較的新しい団体なのである。
 なのに何故、家族の口からそんな協会の名前が出てきたのか。まずそこに疑問を抱いた。(政府が情報をくれないと言いつつ、なかなか優秀な「独自の情報源」を持っていらっしゃる。)
 そして日本人3人+2人の解放の際の映像を見て私が思った事は、
「こいつら腐れ儒者だな」
 その一言に尽きる(儒は儒であって「ウラマー」の訳語としては不適切だが)。
「日本人は友人」
 確かにそうかもしれない。イラクの発展には日本が寄与したところが大きい。だが3馬鹿があれほど失礼な態度を取りながら、あの歓待ぶり。絶対何かあるに決まっている。「何か」とは何か。
 一つは反米ブロパガンダであろう。解放された3人の口を通して占領軍の駐留を非難させる。陳腐な手段だが効果はある。アメリカ最大の同盟国である日本でその声が高まれば、アメリカの占領政策を揺るがしかねないと踏んだか。残念ながら3人が人質になったせいで、自衛隊は暫く退くに退けない状態になってしまっているわけだが。
 もう一つは、イラク国内における地位固め。協会は今回、平和と寛容を示してみせた。協会の呼びかけによって人質が解放されるというパターンが定式化すれば、国内外に協会の存在をおおいにアピールする事になる。それは占領軍が去った後、自らが権力者となる為の布石ともなる。
 何杯かの飲み物と一時の不快感を耐えさえすれば、あとは安いものだ。
 しかし。安田・渡邉の2人が解放された時、協会のクバイシ師が上村臨時大使に「日本政府は協会に対して感謝の意が足りない」と言った瞬間、協会に対する私の評価は地に落ちた。
 クバイシ師は17日、テレビ朝日のインタビューに対しては「日本は協会と接触していない」と答え、日本政府を非難してみせた。のみならず「自衛隊は憲法違反だ」とも言ってのけた(これは内政干渉に値する)。
 彼の意図は明白だ。彼は日本政府から過大な謝意を示される事によって、自らの地位を高めようとしている。人質に対して見せた寛容が如何にうわべだけのものであるかも、この一事を以って明白だ。
 だが彼は、米紙USA TODAYには「日本政府は金銭による解決を申し出た(が断った)」と答えている。日本人は海外メディアに目を通さないとでも思っていたのか。余りにも馬鹿馬鹿しい二枚舌である。しかも19日にはあっさりと、人質交渉で日本から取引の打診があった事を事実上認めた。クバイシ師は「引き換えにするつもりはない」と不快感を示したようだが、自らの手柄を鼓吹する為に日本政府の努力をなかったものにした罪は大きい。むしろ彼は日本人の反感を買ったと知るべきだろう。
 恐らく、ウラマー協会は途中から、或いは最初から、今回の人質事件に関与している。それも犯人側として。
 理由は簡単だ。日本政府は協会を仲介して武装集団との取引を図ったのに、「武装集団は金銭の問題ではないと言っている」と、犯人側の肩を持っているのだ。しかも取引の打診に対して、我が事のように腹を立てている。
 小泉首相が犯人を「テロリスト」と呼び捨てた事が解放を遅らせたというのも、そうした文脈で考えると解り易い。要するにクバイシ師は、自分達がテロリストと呼ばれた事になるから腹を立てたのだ(首相は事件初日の時点で既に「テロには屈しない」と発言しているのだから、今更テロリストという表現をとやかく言うのは馬鹿げている)。
 だからこそ日本政府は、この三文学者集団に言質を与えないのだろう。
 ただそうは言っても、こんな学者共といがみ合っている暇はない。謝礼として協会への資金援助、或いはモスクの一つくらいは建ててやる事になるかもしれないが、それは将来の話である。

 そう言えばクバイシ師は、解放当日(4/15)にヨルダンから帰国したらしいね。

 全く関係ないが、娘7人息子1人とは羨ましいぞ、クバイシ。

<自衛隊派遣に関する私見>
 結論から言うと、私は自衛隊派遣に賛成だ。
 しかし、現在のイラク特措法には反対である。何故なら、今のままでは自衛隊が国外で自衛権を行使できないからだ。その弊害は今回の事件で、国民の大多数にも解って貰えたと思う。折角現地に派遣されていながら、国民の生命と財産を保護するという、国家として当然の義務を果たす事が出来なかったのだ。
 ただこれに関しては、今回の事件をきっかけにして大きく変更が為されるだろう。その意味で3人の狂言は逆効果であり、私のような人間にとっては奇貨置くべしといったところである。
 今回のイラク派遣については賛否両論あるだろう。アメリカに大義があるかというと、「最初はあると思っていたが、実はなかった」というのがどうやら現実だ。当初から「大義がない」と主張されていた方々は正しかった。それを否定するつもりはない。
 だがそれでも、今の日本にとって、自衛隊のイラク派遣は必要なステップだったと、私は思っている。イラクにとってどうかというよりも、日本の国防にとってという意味でだ。そのあたりの論議は私がここでやっても今更なので、識者にお任せする。
 今回「自衛隊が派遣されたから拉致された」と考えている方々に、一言申し上げたい。その考え方は正しくない、と。何故なら軍隊を派遣していない多くの国の民間人も捕虜になっているからだ。そうした状況で殊更自衛隊だけを取り上げるのは、ただ自衛隊憎しで行っている詭弁に過ぎない。
 「自衛隊は軍隊であり、それ故イラク人から疎まれている」
 それも正確ではない。今回の派遣で自衛隊の評判を貶めているのは他でもない、反戦反米のNGO活動家達である。
 日本からどのようなNGOがイラク入りしているのか、その詳細はよく知らないが、少なくとも目立っているのは、反戦反米反日の活動家であり、ジャーナリストだ。彼等が「自衛隊は軍隊であり、米軍の手先だ」と方々で言いふらせば、事態が泥沼化するにつれて自衛隊の評判が落ちるのも道理である。
 確かに自衛隊は、米軍への協力という形で派遣された。しかしそれは実際に戦闘行為に加わるという意味ではない。些か皮肉な話ながら、自衛隊は手足を縛られている事によって却って、他国の軍隊とは一線を画する事が出来ている。
 そこでNGO活動家達が為すべき事は、「日本は他の国とは違う、自衛隊は他国の軍とは違う」と喧伝する事であった。そうすれば日本の評価は相対的に高まる筈だった。しかし彼等はそうしなかった。日本国内にいる時と変わらず日本政府を、自衛隊を誹謗し続けた。
 自国民から敬われない国家を、他国民がどうして尊敬してくれよう。そしてその事は、回り回って彼等自身にも返ってくる。自国の政府を敬わない人は他国民から敬われないし、他所に行った時「あいつは日本人だから」という評価が為されるのだ。自分が立てた悪評によって自分が偏見の目で見られる事になる。何故それが解らないのか。
 「自分達は政府とは違う」、そう言いたいのかもしれない。或いは自衛隊を競合相手だと思っているだけかもしれない。だがいずれにせよ、日本政府や自衛隊を貶める事は、彼等自身にとってもマイナスだという事を理解して貰わなければならない。
 それでも反政府だの地球市民だのと唱えたいのであれば、どうか日本国籍を放棄して頂きたい。
【全ては偶然です…か?(笑)】(4/22追加)
<経緯>
ヨルダンでホテルでの森沢と従業員の供述が180度違ったり、
ホテルの薦めを断って「高遠の知り合い」というタクシーで、なぜか出国記録なしにイラクへ入ったり、
事前に高遠が接触していた武装組織に誘拐されたり、
何故か都合よく日本語を話せる犯人と撮影編集機能を備えた被害者の組合せだったり、
非常に短時間で犯行声明ビデオを撮り、編集し、
何故かアルジャジーラのイラク支局じゃなく、カタール本社に非常に短時間で届けられり、
人質の主張と同じ自衛隊の撤退を、3日の期限つきで要求したり、
2日目(日付間違いから実は翌日?)には解放宣言をしたり、
政府が全力を挙げても未だにできない武装組織との接触を、人質の関連組織は易々とできたり、
アルジャジーラで放送されてない川口外相の発言に怒り、解放を中止すると声明を出したり、
それが二転三転したり、
国内での批判や狂言の予測が強まると、他の組織は10数人も解放される中、治安悪化を理由に解放しない状態が続いたり、
ドバイのホテルに到着した時は元気だったのに翌日いきなりPTSDと診断されたり

<犯人像>
日本の歴史と現在の情勢をものすごくよく知っていて、
一方で三日後の4月11日がイスラム教シーア派の祭典という大切な日なのに無視していて、
日本の企業関係者、大手マスコミ、大手NGOがバグダッドにいるにもに関わらずたまたま左寄り小市民活動家と朝日系フリージャーナリストをターゲットにして、
人質の後ろに兵を並べるのは南米のゲリラ組織のやり方で、イスラムはあんな撮り方をしないのにわざとやって、
普通のイラク軍やレジスタンスは使用しない高価なイタリア製の自動小銃を使っていて、
しかも屋内で発射すると、自らも発射ガスで傷つく事が必然のロケットランチャーも屋内に持ち込んで射撃体勢をとっていて、
今までイラクのテログループは崇高な大義名分が無くなる理由から、絶対に女性を人質にした事は一度も無いのに、なぜか女性の高遠さんを人質にして、
女性を誘拐するのは身代金目的の犯罪組織だけなのに要求はお金ではなく「 自衛隊撤退 」だけで、
イラク人を何千人も殺害しているアメリカ軍よりも、軍隊増員している韓国軍よりも、一人も殺していないたった600人の自衛隊の方がより嫌いで、
読みやすいように犯行声明文をキリスト暦で書く細やかな心遣いを持っていて、
要求を呑まないと3人焼き殺すと日本政府を脅す一方で、
ビデオ撮影時におびえ方を3人に演技指導してくれて、
悲鳴をあげるタイミング等指示してくれて、
演技が上手だったご褒美なのか食事はきちんと与えてくれて、
今井君が持ってるiBookと同じiBookを持っていて、
イラク人が履く革靴ではなくアディダスのシューズを履いていて、
SONYのナイトショット搭載の比較的新しいDVハンディカムを持っていて、
ビデオ撮影時には撮影用ライトを使うことができて、
iBookにIEEE1394で接続してエンコードを行い、
イスラエル製のCD-Rメディアに動画を書き込み、
FAXソフト内蔵しているiBookも所持していて、
解放文ではスペルミスを8回もしていて、
日本の報道の内容をを何らかの手段で得ていて、
日本の報道で指摘されたキリスト歴にイスラム歴も付け足していて、
自分が拘束して殺害予告をしておきながら『日本政府に代わって人質は自分達が守る!』なんてセンスを発揮して、
いきなり現れた交渉役が高遠さんのお友達のタクシー運転手と同じ部族だったりして、
3人の政治的信念(3人とも以前から自衛隊反対のサヨク活動家)と全く同じ考えを持っていて、
時には豪華なイラク料理を与えてくれて、
解放直前に山盛りのフルーツを振る舞ってくれて、
衣類を洗濯してくれて、
風呂も貸してくれて、
ヒゲも剃らせてくれて、
民家を転々と移動するときに手錠や目隠しもしないでくれて、
犯人達の姿が写っている危険があるカメラ類もなぜか親切に奪わないでくれて、
所持金は全部奪われたのに金目の腕時計もiBOOKも奪わないでくれて、
託された手紙では「日本で自衛隊のイラク派遣に反対する世論が高まり、日本人がアラーの名前を書いた横断幕を掲げ、東京でデモを行っているのを知った。人質の家族の気持ちにも共感した」と3人の支援団体の活動を絶賛して宣伝してくれて、
焼き殺されそうなのになぜか「私たちはこの3人の命を 日本政府に代わって守る」と言ってくれて、
4/30の憲法フェスティバルで今井君が帰国報告する日程に間に合うように解放してくれて、
解放時に韓国製乗用車でモスクまで送迎してくれて、
解放後にもう一度街で会ってしまっても殺されると思えないくらい信頼できるのでまだイラクに残り続けたくなるような、


そんな生粋のイラク人の武装テロリストが偶然居たんだよ!!!
<所謂自己責任論について>(4/27追記)
 今日安田・渡邉両氏が日本外国特派員協会で記者会見を開き、そこで自己責任論が取り沙汰されていた。NHKのニュースでちらりと見た限りでは、安田氏は言葉を濁し、渡邉氏は相変わらず政府と自衛隊に責任を押し付けていたように思う。
 渡邉氏は余りに「志操堅固」なのでその認識が改まる事はないだろうが、やはり常識に照らしてどうかと思う所があるので、私なりに考えた事を書いておく。

『私なりに「自己責任」を解釈すれば「他人のせいにしない」ことだ。今回のことで言えば「自衛隊派遣のせいで人質になった」「こうなったのは日本政府のせい」というべきではない。』(毎日新聞2004年4月26日 東京朝刊 西川恵編集委員)

 結局、この一言に尽きると思う。今取り沙汰されている「自己責任論」はここが抜け落ちている。そして海外記者が理解していない事情も、まさにこの点だ。
 イラクは現在、大変危険な状態にある。政府の度重なる退避勧告にも拘わらず、人質3人はイラクに入国した。である以上、相応の危機は覚悟していなければならない。これは今井君のパスポートに親権署名した両親にも言える事だ。
 しかしながら人質家族には、人質3人を含めて、そういう意識が極めて希薄だったようである。それが政府・自衛隊に責任を転嫁する発言として具現した。政府や世論が人質家族を非難するのは、そういう無責任な点である。
 これが外国人、就中外国人記者であれば、危険地帯における自己責任など、当然の事として弁えているのが大前提である。いや、弁えているからこそ、それを弁えていなかったという状況が呑み込めていない。海外特派員協会が記者会見を行った時、人質家族は既に謝罪しながら訴えていくという戦略に変わっていた。だから世論が沸騰していく過程も見ていない。外国人が今の日本の世論を奇異に思うのは、そうした認識のすれ違いに起因している。
 日本の政府も世論も、政府に自国民保護の義務がある事を否定してはいない(柏村議員のような例外もいるが)。その上で「人質3人とその親の責任はどこへ行った?」と言っているのだ。
 しかしそれを歪曲して、「個人にばかり責任を押し付けるのはおかしい」と騒ぎ立てる人達がいたから、この話はおおいにこじれる事になった。その手の言論は必ずと言っていいほど無責任と甘やかしで形成されているので、いちいち取り上げるのは止めておく。
 ただ、朝日新聞には二言三言言っておきたい。事件発覚直後の記者会見では「(郡山さんは)フリーのライターでして、そのへん自己責任という事で」と突き放しておきながら、政府・世論がその自己責任を口にすると一転して人質3人を擁護し、旗色が悪くなると業務提携にある海外紙に飛ばし記事を書いて貰って抗ったのは、どういう料簡か。海外にご注進して国内を叩くのは貴社にとっては手慣れた手法だろうが、この一連の行動を取った際、貴社の羞恥心はどの方角を向いていたのか。迂遠ながらお伺いしたいものだ。
 ある米国人記者が言っていた。「自衛隊撤退要求と、危険を冒してボランティアを行う事とは別の問題だ」と。
 否定はしない。だが政府の忠告を振り切って危険地帯に飛び込んで、その為に蒙った危機を自衛隊に結び付けたのは、他ならぬ人質家族とサヨク言論であったという事も、忘れないで頂きたい。
 今、万難を排してでも飛び込まなければならないほど急を要する活動だったのかも、併せて考える必要があるだろう。