【報告】
変な写真集の専門店「どどいつ文庫」を訪問してきました。

新宿と練馬の中間あたりで世界各国の変な写真集を販売している「どどいつ文庫」のショールームを訪問してきました。

ネット上で偶然発見して以来、ぜひとも行ってみたかった場所。「地下核シェルター写真集」「猫が描いた絵の写真集」「アメリカの変な博物館コレクション」など、心くすぐる書籍の数々を見せられてしまうと、行かないわけにはいきません。

興味を持ってくれる人が多く、参加者は9名になりましたが、ショールームというのは実は店主の伊藤さんの住居の一室。場所も駅から遠い住宅街の一角にあります。ネットを通じた通販がメインなので、それほど多くの人が訪ねてくるのは想定しておらず、四畳半くらいの広さしかありません。

最初入った時は皆で突っ立ったまま右往左往し、そのまま立ち読みになりそうな雰囲気でしたが、何とか座ることができて、顔付き合わせながらどどいつ文庫お薦めの写真集を拝ませていただきました。

上の写真で伊藤さんが広げているページに載っているのは、毛穴から脂を絞り出した瞬間の拡大写真。アートですね。

良い写真集は次から次へと売れていってしまうため、ショールームにあるのは入手可能なもののほんの一部。本の仕入れは基本的にネットだそうで、いわば面白写真集のセレクトショップということになるのでしょう。伊藤さんはさしずめバイヤー。

「せっかくの面白い写真集が人の手に渡ってしまうのって、残念に思ったりしませんか」 と聞くと、

「そういうコレクター欲のようなものは無いんですよ。どちらかというと人に見てもらいたい。ただ、いい本が絶版になってしまった時は悲しいですね」

絶版になった途端、値段が急激に上がる写真集も多いとか。ちょっとした投資です。

どどいつ文庫のウェブサイト上で使われている独特の文体は、実は長い年月をかけて進歩してきたものであるということも判明。伊藤さんはかなり前からこういった書籍の通販を行ってきたそうですが、ショールームをオープンしたのは数年前で、それ以前は自作のカタログを使って販売していたそうです。(その頃は「成金街道」という名前でやっていたようです)。このカタログ販売の時点で、解説の文章がかなり独特なのです。

「読み飛ばされないように、目を引く書き方をするようにしたんです」

しかし、当時のカタログと現在のウェブサイトを見比べてみると、やはり現在の文体の方が味わいがあり、洗練されている気がします。

在庫の写真集はどんどん回転していくようなので、またぜひ行ってみたいと思っています。

 

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℃ Taro Tezuka
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