Yahooゲームがリニューアルして、ささいな機能強化と、たくさんの不具合がやってきた。特に表示まわりの不具合はひどく、時間制の碁を打つのが怖くなるくらいだ(相手が打っても表示に反映されず、こちらが時間切れ負けになったりするのだ)。そういう困ったことがありつつ、わいわいと楽しく碁を打っていたのだけれど、あることに気付いて、イヤーな気持ちになった。
| 身体障害に関わる物 | |
|---|---|
| かたわ | カタワ |
| つんぼ | ツンボ |
| めくら | メクラ |
| びっこ | ビッコ |
| 部落差別に関わる物 | |
| えた | エタ |
| 穢多 | 部落 |
| 外国人差別に関わる物 | |
| 鮮人 | 三国人 |
| そのほか | |
| 死ね | 死になさい |
| ぶさいく | 乞食 |
「考えたら」と入れたはずの物が、「考@@ら」になるのだ。「エタノール」は「@@ノール」になる。調べてみたところ、「表:Yahooの禁句」にある言葉が表示されないことが判った(この他にもまだあると思われる)。どうやら、差別用語の類は自動的に伏せる機能がついたらしいのだ。ただ、なかには「@」で伏せられないで、普通に見える人もいるのも不思議だった。言葉狩りだろうか?と、いやな気持ちになって、Yahooに問い合わせを出してみた。
しばらくのちに、オプションの設定に「発言フィルター」という項目があり、そのチェックを外すとこの機能がオフになることを教えられた。伏せられる人と伏せられない人がいたのは、発言フィルターのチェックがオンになってたかオフになってたかの違いがあるだけだったのだ。やっぱり、ある種の言葉狩りだったんだ、と思った。実はちょうどその日、Yahooから問い合わせの返事が来ていた。その内容は、こうだ。
Subject: Re: その他の質問 Date: Wed, 10 Oct 2001 16:21:08 +0900 From: games-bugs@mail.yahoo.co.jp (Yahoo!JAPAN Member Service No:01100801251213635) To: Be@ma4.seikyou.ne.jpこんにちは、Yahoo! JAPANメンバーサービスです。
Yahoo!ゲームのご利用ありがとうございます。
ご報告いただきありがとうございました。
ご指摘の件につきましては、いくつか報告をいただいております。
こちらでも確認しておりますので
ご迷惑をおかけしまして誠に申し訳ございませんが、
今しばらくお待ちください。
これからもYahoo! JAPANをよろしくお願いします。
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チャット欄等で、
「見えた」「数えた」などの用語を入れると、
「見@@」「数@@」になってしまいます。
ほかに、「ぶさいく」などが「@@@@」になります。
会話に支障がでて困っています。
@@@に成らない人となる人がいるのが、さらに混乱します。
後半部分は、僕が書いた問い合わせ部分だ。この返答からすると、あたかも予期しない動作が起きているみたいに見えるのだけれど、実際は「発言フィルター」という機能として実装されていたのだ。だが、そのことには一切触れられていない。Yahooのサポートは、メールの内容を読んでいるんだろうか。おざなりな対応だと感じた。
このフィルターの、用語を伏せる基準も良く判らない。例えば、「めくら」「つんぼ」がダメなのに「おし」はOKなのだ。またこれらは、漢字で書けば伏せられない。「ぶさいく」はダメなのに「ブス」とか「ハゲ」「チビ」「デブ」は構わない。「死ね」はダメだけど「殺す」は問題ない。なんなんだ。
差別を、このような言葉狩りでなくそうとしてもうまく行かない。差別は規制してもなくならない。むしろ変な形で意識させる分、この仕組みは差別を助長しているのではないかと感じる。「考えた」「数えた」「教えた」これらのような言葉がでるたびに「@」がついて来ることを、実際に差別を受けている人が見たときどう感じるだろうか。
今、ぼくは発言フィルターをあえてオンにして使っている。差別の根強さを憎く思うと同時に、安易に言葉を伏せることで対策だと思うやり方も憎む。差別を根絶することは難しい。けれど、ゆっくりであっても一人一人の心が変わっていけるやり方がきっとあるはずだ。こんな力任せのやり方ではなく。
2001ー10ー22追記:と学会著「トンデモ本の世界R」を読んだ。「差別用語の基礎知識'99」を取り上げ、差別用語の言葉狩りのおかしさについて触れていた。ああ、ぼくの感じていることととても似ている、と思ったので紹介しよう。
なお、この「差別用語の基礎知識'99」は、しっかりした本らしい。トンデモ本と言うのは、著者の意図しないところで楽しめる本であって、バカな本/デタラメな本のことではない。トンデモ本というとオカルトや疑似科学の本のことだと思い込んでいる人は注意。
そう、「気違い」「めくら」「びっこ」という言葉だって、差別的なニュアンスでなければ使ってもいいはずなのだ。部落解放同盟ははっきりこう言っているのに、どうして「差別語を使っただけで抗議してくる」とか「言葉さえ言い換えればいい」と言う誤った認識が広まっているのか?
言うまでもない。「部落はこわい」という差別意識がマスコミ関係者にあるからだ。
そう、問題から目をそらそうとする安直な「言葉狩り」こそ、まさに差別そのものなのである。
(山本弘)
ウェブの世界というのは何とも悩ましい世界で、決まった規格があるにもかかわらず、規格に従った行動を取ってもうまく行かないことがあまりに多い。その最も端的な例は、Javascriptだろう。おそらく互換性への配慮は、CSSの何倍をも費やしても、まだ足りないだろうと思われる。
何がおかしいって、同じ会社の商品内でもきちんとした互換性が取れないというのは困る。ちょっとしたバージョンの違いで挙動が変わるため、細かくUA毎に振り分けて違う動作を指定してやらなければならないのは、かなり苦痛のともなう、創造性に欠けた行為だとぼくには感じられる。
プログラミングってどうやって楽をするか、どうすれば手が抜けるかを考えることだとぼくは思っている。なるべく楽に済ませたい。同じ事はまとめてさせたい。場合分けの数は減らしたい。でも、今のJavascriptの環境は、それを許さないみたいだ。
規格に関しても、いくつかの疑問がある。HTML4に関する疑問になるのだが、noscript要素はどうして、ブロック要素なのだろうか?p要素の中にScriptを埋め込みたいときの代替に使えなくて、困っている。それから、script要素は、type属性によってScript言語を指定するが、言語のバージョンを指定することが出来ないのは何とかならないのだろうか?language属性を使えばScript言語のバージョンを指定できるのだが、language属性は廃止が予定されているので(strictにこだわるぼくにとっては)、とても使いたくない属性なのだ。
いっそのこと、ページの総てをScriptを使って書かせるという方法もあるのだが、CGIを書いているのじゃあるまいし、文書の作り方として本末転倒で、見通しが悪すぎて採用する気になれない。なにより、Script非対応UAへの対応がまた大変になるだろうし。
いっそのこと、HTML4及びCSS1とPNGの対応が必須です、と割り切ってしまえば楽なんだ。ページトップに書いちゃおうかな、このページには…以下略。ここ最近書いているのは、こんな悩みばかりだ。
あーあ、世の中のUAすべてがHTML4に対応してくれたらいいのに…。どうしてメーカーは、古いバージョンのソフトをきちんとメンテナンスしないんだろう。HTML4に対応したNetscape3が欲しい。CSSついてなくてもいいから。
このページでは、HTML4.0Strictという、最も厳格な仕様でページを書いている。一方で、Geocitiesで展開しているぼくの囲碁方面のページでは、こちらのページほど仕様を厳守した作りをしていない。互換性配慮のポリシーも違って、こちらは過去のものでも出来るだけ見られるように(ただし、Windows環境は軽視)している一方で、向こうはなるべく最新のブラウザを推奨(するけれど、Windows環境での見栄えも重視)するような書き方をしている。
で、碁のページの方(CAM_SPACE)では、フレームを導入した。必ずしも必要ではないのだが、デザイン的なアクセントとして導入してみたわけだ。これが割といい出来で、こっちのページにも導入しようかな?と思った。試しに作ってみると、絵的にも悪くない…けれど、いろいろ試した結果、諦めることにした。
最大の問題点は、HTML4の仕様では、フレームの枠を消すことが出来ないことだ。フレーム枠を表示させた状態では、意図したデザインに出来ない。
Netscape NavigatorやMicrosoft Internet Explororの独自の属性を使えば、フレームを消すこと出来るのだが(実際CAM_SPACEではその方法を採用している)、それをやっちゃあ、HTML4.0 Strict準拠の看板を下げねばならない。それなりにプライドを持って、ページを書いてきた以上、ここでそれを曲げることは出来ない(頑固だねえ、どうも)。
不勉強でどうもいけないな、と思いつつ、CSSのえらい方に質問。CSS2で、フレームの枠を消すようなプロパティってありましたっけ?たしか無かったような気がするんですよねぇ。
2001ー10ー13追記:これって、要するにダブルスタンダードって奴だなあと、読み返して気付いた。まあいいけど。
このページでは、GIFを採用しないという方針(USユニシスのライセンス方針への反発)から、画像には基本的にPNGを用い、PNG非対応UAのための代替としてJPEG画像が表示されるように、下記のように記述していた。
<object type="image/png" data="hoge.png" width="100" height="100">
<img alt="hoge hoge" data="hoge.jpg" width="100" height="100">
</object>
ところが、WindowsのIE5で確認したのだが、object要素を用いて画像ファイルを表示させると、サイズに関わらず必ず画像にスクロールバーが表示されてしまうのだ。タイトル画像のような大きいものなら、下と右が僅かに隠れるくらいだが、バナーのような小さいものだと、画像の面積のほとんどがスクロールバーで占められてしまい、何の画像だかさっぱりわからなくなってしまうのだ。
それではサイズの記入を省略するとどうなるだろうと思って試してみる。Macでは、ごく普通に表示ができる。よしよし、と思ってWindowsの方で確認してみると、今度はオブジェクト自体が全く表示されなくなってしまう。
このトラブル、ほとんど昨年の4月21日の記事「HTML4.0 Strict+CSS & PNGによるページづくり」で書いた話と同じである。
うちのページは、Macのための情報しか無い、と言うスタンスなので、とりあえずWinから見辛くてもまあいいだろうと、現状を維持するつもり。それにしても、どうして仕様にしたがったアプリケーションを作ってくれないんだろうか?
いつのまにやら、iBook使いになってしまった。そう、Dual USBのやつである。まあ、当然一番安いモデルなんだが、それでもこれまでに比べたら劇的に環境が良くなった。それにともなって、USBのMOなんぞも買って、自宅での課題作成はずいぶんとはかどるようになっている。ついでに古いPowerMacにもUSBボードをさして、MOはiBookとPowerMacの両方で使っている。ファイルのやり取りはMOを介して行うようにしているわけだ。LANでも組めばいいんだけど、同時に起動させていることは希だから、LANというのも大袈裟すぎる。
これだけでも隨分な変わりようだというのに、VisorDeluxを衝動買いしてしまった。ヨドバシカメラで7800円だったのだ。ここ最近でぐんと値下げが進んではいたのだが、それにしたってかなり安い。本当はpalmの最上位機種を買いたいと以前から思っていたのだけれど、アドレス・スケジュールの管理と蔵書のリストを出先で確認したい、と云うぼくの要求からすればメモリ容量さえあれば古いタイプで構わないのだ。
そんなわけで、ここ二週間ほどは、暇さえあればコンピュータの環境を整えるような作業をしている。就職活動と作品づくりの合間を見ながらなので、それほど時間が長く取れないのだけれど、久しぶりにコンピュータを楽しく触れるのでちょっと愉快だ。この一年程は、コンピュータを道具と割り切って使うシーンがあまりに多かったからねえ。辛い日々だった。
まだまだ辛い日々は続くわけだけれど、それでも清涼剤代わりになる物が手許にあるので、気分的にはとても楽である。それにしても、さっさと就職を決めてしまいたい物だ。札幌市内か近郊でデザイン関係、Macは使いこなせます、Windowsもわかります。誰か雇ってくださいな〜。お声がかかればいつでも作品見せに行きますよ〜。
ビートルズの「HELP」の歌詞を思い出した。「助けてくれ、誰か助けてくれ!助けてくれ、誰でも良いってワケじゃないけど」…そんな気分なのかもしれない。
帰省している間はネットにほとんど接続できない状態だったので、たいへん健康にすごせた(笑)。
さて、昨年末頃よりはじめた囲碁だが、ネットで打ちながら少しはわかるようになってきた。ところが帰省している間はネット碁はまずムリ。なんで旭川にアクセスポイントがないんだ、というのはまあ置いておいて、じゃあ囲碁の勉強はどうしようか、ということを考えた。…そうだ、プロの棋譜を並べよう!さいわいネットからいくつも棋譜を見付けてダウンロードしてある。
そこではたと気が付いた。Macで読めても、始終Macに向かって棋譜再生ソフトを動かしているわけにもいかない…。できれば紙に印刷しておいて碁盤に並べた方がよいに違いない。さっそく棋譜再生ソフトで印刷してみると…盤面にすでになくなった着手の表示に問題があることに気付いた。コウの類が発生するとわからなくなってしまっている!これはこまった、…おやここにREALbasicがあるじゃないか、じゃあない物は作ろう。
というわけで、棋譜を印刷するためのソフトを作ってしまった。最初は棋譜を読み込むだけだったのに棋譜のコンバート機能までつけてしまうなど、やる気が変なところで暴走してしまって、けっきょく棋譜の印刷ソフトを作ることに夢中になってしまい、当初の棋譜を並べて囲碁の勉強をするというのはおろそかになったのが残念だ。
ブツは、Macで碁のコーナーにおいておこう。ベータ版なので、まともに動かないことも、あるかもね。